空の軌跡・零の軌跡
RPGとしては王道な仲間の謎を解明しながら悪役を倒していく。
その過程もピンチになる度に味方が助けに来る。
こんなに飽きられたストーリーなのに
どうしてこんなに楽しいのですか?
王道なストーリー展開に、ちょっと嬉し恥ずかし恋愛要素を加え、キャラの印象も重視(会話が楽しい)する事で、グラフィックを気にする事など無い展開に持ち込んでいるからでしょう。
話の展開は確かにいたって単純で、先も読めてしまいますが、そんな展開だからこそ良いと思えるものもあるはずです。
あと、章ごとに進む形式とか中々珍しいですよね。ストーリーが進んでいるなとプレイヤーに自覚させる事も中々楽しめる要素の一つとして挙げられるのではないでしょうか?
逆にキャラを重視したためか、キャラ印象を悪く感じてしまう方には評価があんまり良くなかったようです。
FC→http://pspmk2.net/soft/rpg/sorafc.html
SC→http://pspmk2.net/soft/rpg/sorasc.html
皆ストーリーが良かったという表現ですが、よく見ると会話やキャラクターなどのポイントに目を向けられている事からもそう感じ取れますね。
これが空の軌跡3rdになると
3rd→http://pspmk2.net/title.php?title=304
ストーリーにマイナス点を挙げている方が多い・・・あくまで冒険と言うイメージ等の世界観は崩したくないのですかね・・・
零の軌跡になると、空の軌跡FCやSCと同等で受けも良いようです。
零の軌跡→http://pspmk2.net/title.php?title=895
ミクロな面では、個々のキャラクターについて思い入れができるようにしっかりと描写されていること。
マクロでは、憧憬すら抱くほど魅力的で壮大な世界が確立していることでしょうね。
人間、ストーリーが好きとは言いつつも実際は話などどうでもいいのです。あらゆるジャンルのストーリーを記号化しても何十パターンかしかありませんからね。
それよりも、ストーリーの上で動くキャラクターや、ストーリーの下地になる世界観の方に惹かれるのです。
それらにシステムも含めて、丁寧かつ整合性のとれた設定に満ちている安心感が、並のRPGとは一線を画しているのでしょう
王道な展開はするけども飽きられたストーリーではないと思う。
会話や世界設定が緻密なので、王道展開で似た作品があろうとも断トツでストーリーに奥行きが出てくる。
結果として、ストーリー・プレイ感覚としてはある意味新鮮に感じられるのかと。
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